LANTERN RIDERS

TOPへ戻る

TO TOP

2021.08.22

キャンツーお役立ち

【決定版】キャンプツーリングでの快適なテントの選び方。ポイントは「軽量・コンパクト × ゆとり」。


rider:SHOTARO

mountain

キャンプツーリングのテント選び。
コンパクト、軽量というのは大正義。

しかし、一人分がギリギリ入れるようなテントでは、体力的に正直しんどい!

20代のように、
ダンボールでもあれば寝れるぜ!!
エナジードリンクがあれば、一晩焚き火を見てられるぜ!
というのは過去の話。

都会の喧騒を忘れる緑の中でアウトドア感を感じながら、優雅なコーヒーの香りに誘われて。
焚き火をぼーっと眺めながら、何をすることもなく。
少しサシ入ったお肉を、弱火でじっくり。
夜はいつもより綺麗な星を眺めながら、少し早めに眠りにつく。

そんな、ちょっと大人なキャンプツーリングを楽しみたい。
そんな方に捧げる、キャンプギア紹介のお話です。

優雅な大人キャンツーライダー(笑)でもある、LANTENR RIDERSのライターが、キャンプツーリングのおともとなる、テントをおすすめします。

今回の記事で紹介するのは、ある程度の居住スペースがありながら、コンパクトで快適、そして、コスパも高めの
大人がキャンプツーリングに持っていきたい、バランスの取れたテント。
という観点で、ご覧いただければと思います。

具体的なオススメテントはこちらから!

created by Rinker
コールマン(Coleman)
¥14,800 (2023/05/28 14:35:25時点 Amazon調べ-詳細)

【キャンプスタイル】ゆとりある大人のキャンツースタイルって?

いきなりテントをお勧めされても、自分のスタイルに合わなければ元も子もないと考えます。
まずは、キャンプツーリングのスタイルを設定してみたいと思います。
こんなキャンプツーリングをしている。してみたい。という方におすすめです。

ちなみにですが、キャンツーに車種はあまり関係ありません!
好きなバイクで好きなキャンプツーリングを楽しむというのが、一番。

僕の周りでは、BMWのR1200GSや、CB1300のような積載ツアラーから、CBR1000RRやKATANAのようなスポーツバイク。
CBR400RやNinja250SLのような中排気量バイクまでさまざま。
積載方法さえ気を付けてあげれば、どんなバイクでもキャンツーは可能です!

その話はまた別の記事で。

こんなキャンプツーリングはゆとりある大人のスタイル

・バイクの種類は積載にある程度余裕のバッグや、ケース容量、50L〜を使用している(予定がある)。

・テント内の居住空間は、着替えなどをする際に、ある程度ゆとりが欲しい。

・テント内で寝る際に、コットやマットなどの睡眠道具+バッグや荷物を置くスペースが欲しい。

・テントの設置はある程度短時間で完了するもの。

・前室のあるテント or テント+タープという選択肢は、居住空間+調理スペースが確保できれば問わない。

こんなキャンプツーリングスタイルをしている。したい。という方を想定してみました。
どこにキャンツーのロマンを置くかですが、今回はゆとりある大人設定。

以上を踏まえた上で、テントの主な役割も考えてみます。
そうすることで、キャンプツーリングのスタイルをイメージしながら、具体的にテントをどうやって使うのか。
という点を考えてみましょう。
そうすると、自分にあったテントが見えてくるはず。

【選ぶポイント1】ヘルメットやブーツを守るため、前室は必須!

キャンプツーリングで快適に過ごすために選ぶべきテントはダブルウォールテントです。

ダブルウォールテントとは、インナーテントとアウターテントの二つのテントを重ねた、二重構造のテントです。

メリットとして、外気との温度・湿度の差を最小限に抑えることができます。
さらに、外と内の気温差で、テントの内側に水滴が発生する結露対策になります。
テントが二重構造だと、外と内の間に空気の層ができ、さらにインナーテントとアウターテントの間に水滴が発生するので、テント内が濡れにくくなります。

ダブルウォールテントは大きく分けて、2つの部分があります。

テントは、前室と居住スペース(寝室)の2つの部分に分けられるかと思います。

キャンプツーリングでは、前室に物を置くけるスペースがあることで、ブーツ、ヘルメットやジャケットを収納し、雨風から守ることができます。

翌日の走行のことを考えると、ヘルメットやブーツなどは絶対に濡らしたくありません。
濡れたヘルメットなんて想像しただけで最悪ですね。
僕の場合、絶対臭いです。

なので、キャンプツーリングにおけるテントに前室は必須だと思います。
翌日の走行中に野外に放置していたジャケットから、羽虫が飛び立っていた経験を持つ僕からすると、是が非でもジャケットは虫さんとお友達にならない場所へ避難させたいです。

繰り返しになりますが、小物を置き、守ることができるスペースを確保することは、キャンプツーリングにおいて必須です。

【選ぶポイント2】:ここを見ればOK!テントのスペック

テントのスペックはテントを選ぶ時の大きな判断材料になるポイントです。
なので、ゆとりあるキャンプツーリングに必要な項目と目安となる大きさをまとめたので、迷ったときはこちらを参考にしてください。
先に結論だけ書いておくと、

収納サイズ:長さ500mm・横幅200mm以下

居住スペースのサイズ:横幅200cm、奥行き100cm、高さ120cm以上

必須な機能:ベンチレーション、ランタン吊り下げフック

また、ここから下は理由を述べておりますので、上記のスペックを目安に選ぶと良いです。

収納サイズ:長さ500mm・横幅200mm以下が理想

収納サイズは積載方法に依存します。
今回は「主要なキャンプツーリングバッグに余裕を持って入る」と言う基準でサイズを見てみます。

主要なツーリングバッグのサイズをまとめてみました。

POINT!

【TANAX MFK-102】:52(72)×33×33cm ※内寸
【DAYTONA DH-734】:53×30×32cm
【ドッペルギャンガー DBT523-BK】:60×34×36cm
※[横幅×高さ×奥行き]

となります。

まず収納サイズの長辺の長さは52cm以下が望ましい。
しかしキャンプツーリングバッグは、内側の左右にポケットがあり、ギアの小物を収容できます。
ここが割と活用されるので、52cmではギリギリ。
余裕を持った長さは50cm以下になります。

そして、幅サイズですが、30cm以下が望ましいです。
ですが、写真のように、バッグの中に収容しなければならないギアは多いので、なるべくコンパクトな幅でなければ他のギアが入りません。

こちらのテントは52cm × 16cmで比較的スペースを消費してしまっています。
半分はシュラフとなっています。
余裕を持った横幅は20cm以下が理想的かと思います。

以上の点をまとめると、
キャンプツーリングにおけるテント収納時の基準のサイズはこちら
 
長さ50cm・横幅20cm以下が理想。

居住スペースのサイズ:横幅200cm、奥行き100cm、高さ120cm以上が理想

1人用と2人用の居住スペースを考えるときっと、テントの中の間取りはこんな感じ。

ヘリノックスのコットワンを置く想定でみてみましょう。

POINT!

【Helinox コットワン】:長さ190×幅68×高さ16cm

ソロ用のテントと、2人用のテントを実際に経験しましたが、当然ですが2人用テントの方が快適です。
コットなどを使用する場合は、幅200cm程度は必要ですね。

奥行きに関しては、シュラフなどの就寝スペースだけではなく、ちょっとしたスマホやモバイルバッテリーなどの小物を置くスペースが欲しいですね。
コットの横幅サイズが約70cmと考えると+30cmと考え、テントの奥行きは100cm以上だと快適かと思います。

さらに、高さも重要です。

成人男性の、
座った人の目線の高さは約80cm、
頭の先までは、約100cm、
そして腕を上げた肘までの高さは約110cmです。

テントの中では着替えなどを行うため、110cm以上あると余裕を持って着替えられるかと思います。
季節によって夜露などにテントが濡れた、翌朝に着替えるとテントに触れてしまい濡れる可能性もあるので、キャンプツーリングでのテントは、それなりの高さがある方が快適です。

と言うわけで、
キャンプツーリングにおけるテント居住空間の基準のサイズはこちら
横幅200cm、奥行き100cm、高さ110cm以上が理想となります。

必須な機能:ベンチレーション、ランタン吊り下げフック

他に必要な機能は、この二つあれば十分かと。

ベンチレーション
テント内の通気口です。
気温が高めのキャンプでは、外からの空気を取り込めないと中は蒸し風呂。
外との温度調整をするために必須です。

ランタン吊り下げフック
ドーム型テントでは、頂点部分にランタンの吊り下げフックがあると便利です。
夜トイレに行きたくなった時に真っ暗の中でランタンを探すのは大変なので、吊り下げておけばすぐに照らせるので、あると便利機能です。

 

重さなどもポイントになってくるのですが、正直バイクに載せてしまえばあまり関係ないと個人的には思います。
重要なのは、重さよりも、余裕を持ってバッグに収納できる収納サイズの小ささです。

確認しておくべきスペックをおさらいすると、

収納サイズ:長さ500mm・横幅200mm以下

居住スペースのサイズ:横幅200cm、奥行き100cm、高さ110cm以上

必須な機能:ベンチレーション、ランタン吊り下げフック

となります。

とは、言っておりますがなかなか厳しい条件です。
僕自身のテントも、上記の条件を全て満たしているかというとそうではないです。

なので、あくまで携行性・快適の目安としてお考えください。

では実際に編集部が厳選したキャンプツーリングに最適にテントはこちら!

オススメテントスペック早表

積載重視 青空スタイル

イメージ
名前ソロドーム1クロノスドーム2型ROSY Q-TOP ドーム DUO-BJTIPINOVAエリクサー2
メーカーBUNDOKmont-bellLOGOSOne tigrisMSR
サイズ約200cm×150cm×110cm約230cm×130cm×105cm約210cm×276cm×127cm約120cm~135cm×直径280cm約279cm~213cm×102cm
収納サイズ約38cm×15cm約35cm×17cm約19cm×74cm約45cm×12cm約51cm×17cm
重量約1.88kg約2.43kg約3.9kg約1.2kg約2.7kg
価格¥11,100¥34,800¥18,980¥23,867¥37,980
商品詳細リンク商品詳細はこちら商品詳細はこちら商品詳細はこちら商品詳細はこちら商品詳細はこちら

前室にオールインスタイル

イメージ
名前ツーリングドームLXミニッツドーム Pro.air 1ライダーズワンポールスーパーシェルター炎幕TC
メーカーColemanSnowpeakDODOnetigrstent-mark design
サイズ約210cm×180cm×110cm約220cm×235cm×116cm(インナー)約225cm×133cm×183cm(インナーテント)210cm×125cm×115cm(h)330cm×190cm×130cm(h)
収納サイズ約49cm×21cm約59cm×20cm約50cm×14cm約40cm×20cm
約62cm×26cm
重量約5.2kg2.95kg2.6kg1.45kg5.1kg(付属品込)
価格¥19,412¥76,780¥39,800¥10,900¥21,780
商品詳細リンク商品詳細はこちら商品詳細はこちら商品詳細はこちら商品詳細はこちら商品詳細はこちら

タープ+テント悠々スタイル

イメージ
名前ムササビウイング 13ft.TC“焚き火”verクロノスドーム2型
メーカーtent-mark designmont-bell
サイズ390cm×380/240m(幅)350cm×350cm
収納サイズ約40cm×16cm約25cm×20cm×10cm
重量2.1kg(ポール・ペグは別)1,05kg(ポール・ペグは別)
価格¥18,480¥9,600
商品詳細リンク商品詳細はこちら商品詳細はこちら

具体的なオススメテントはこちらから!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!

LANTERN RIDERS

この記事を書いたRIDER

SHOTARO

SHOTARO


本サイトの主です。愛車のCBR400R。 最近はコンパクトな野営スタイルに憧れています。 東海のバイク情報サイト「HAQ portal」、disりのないバイクSNS「RIDEMATE」も運営しています。 https://ride-mate.com/


instagram

twitter

facebook

ridemate

こちらの記事も読まれています

CATEGORY

キャンプツーリングに役立つ記事はこちらから!

キャンプツーリングお役立ち情報

お役立ち情報

キャンプツーリングギア情報

ギアガジェット

キャンプツーリンググルメ情報

キャンツーグルメ

キャンプツーリングスポット情報

スポット

ツーリングマップル

ツーリングマップル

明日どこへ走りに行こうか。
絶景を探しにいく?
それとも美食の旅へ?
仲間とワインディングへ?
焚き火を囲みながら、
明日の冒険を決めよう。
目的地はきっとこの中にある。

詳しくはこちら

ツーリングマップル

詳しくはこちら


way

ACCESS RANKING!

今話題の記事はこちら!

デザイン・WEB制作のご依頼はこちらから

mountain mountain

Copyright © 2021 LANTERN RIDERS Inc. All Rights Reserved.