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2022.01.31

ギア・ガジェット

オイルドコットンを着てキャンプツーリングに出掛けよう!


rider:マジ山田

mountain

オイルドコットンという素材をご存知だろうか。

コットン生地に油を染み込ませることで防水性や防風性等を付与されたもので、今から1世紀以上も前にイギリスで生み出されたと言われている。港湾労働者や軍人、さらには乗馬や狩猟など、アウトドアな仕事やアクティビティに用いられたハイテク素材である。

化学技術の発展した今でこそ、ゴアテックスやアウトドライといったバイクウェアにも採用される様々なハイテク素材が存在しているが、そのルーツとも言っても過言ではないだろう。性能的には最新のテキスタイルに劣る部分も多いのが事実だが、油を服に染み込ますという原始的な様、しっとりとした唯一無二の質感、経年変化、etc…そういった要素が男心を掴んで離さず、今でも衣類に広く用いられている。

アウトドアウェアとしての側面がある一方で、防水性や防風性といった機能は当時のバイク乗りにも受け入れられ、バイクウェアとしても重宝されていたようである。クラシックなバイクウェアと言えば、レザーのライダースジャケットのイメージが強いと思うが、オイルドコットンを使ったジャケットは現在の高機能テキスタイルウェアの先祖にあたるものと言える。

ここまで、くどくどとオイルドコットンの説明をしてきたが、何が言いたいかというと、アウトドアとバイクの両方を楽しもうというキャンプツーリングにとって、オイルドコットンはうってつけの素材だということなのだ。

僕はこのオイルドコットンのジャケットがとても好きで、バイクウェアとしても普段着としても愛用している。食べ物で言うとラーメンくらい好きである。脂っこいところもよく似ている。

今日は僕の所有するオイルドコットンのジャケットを紹介しながら、その魅力について伝えていこうと思う。せっかくなので、オイルドコットンと同じくらい好きな名古屋のラーメンについても合わせて紹介していく。

定番中の定番!Barbour Bedale

Barbour Bedale

オイルドコットンを使ったウェアの中で最も定番と言えるのがバブアーのビデイルというモデルだ。秋から冬にかけての上着として市民権を獲得しているので、見たことのある人も多いはずだ。

最大の特徴であるオイルドコットンを用いているという点を除けば、ほとんどホームセンターで売っているドカジャンと同じ形をしているが、よく見ていくと少し違うところがある。

この変な場所に着いたポケットはハンドウォーマーと呼ばれている。その名の通り、寒い季節に手を突っ込む用ためのポケットである。そのため、ポケットの内側にはちゃんと裏地が貼られている。

デカい襟はコーデュロイでできており、肌触りがよい。バブアーを買うとロゴの入ったピンズを貰えるので、それを襟に付けるのが定番となっている。これはドカジャンと間違えられないためのメーカー側の苦肉の策と言われている。

街着として定着していることもあり、洒落た店で販売されていることが多いが、是非ともアウトドアでガシガシと利用したいウェアである。(ただし、あまりバイクを乗るときに着ている人は見かけない。)

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名古屋市民のソウルフード、『ラーメン福』

定番には定番の良さがある。僕の長く住む名古屋のラーメンの定番と言えば「ラーメン福」である。スガキヤじゃないの?という人もいるだろうが、僕たちのソウルフードは本当はラーメン福なのだ。


(こちらは特製ラーメンと呼ばれる所謂チャーシュー麺である。)

まず、目に飛び込んでくるのはたっぷりと乗った野菜だろう。二郎系を彷彿とさせる第一印象であるが、京都のラーメン藤から分化して独自進化でたどり着いたのがラーメン福である。

麺は中太のストレートで食べ応えがある。ちなみに、ラーメン福では麺の硬さや野菜の量をオーダーできるため、僕は硬麺でいつも注文している。

とんこつベースの醤油スープには背脂がのっている。そのしっとりとした艶はまるでオイルドコットンのようである。

チャーシューについては普通のラーメンはもも肉、特製ラーメン(チャーシュー麺)では肩ロースとなっており、単純な量だけでなく味わいも異なっている。僕はいつも特製ラーメンを注文するのだが、こちらは好みが別れるところだろう。

野菜、チャーシュー、麺。それらを一気に頬張り、ガツガツと食べるのがラーメン福の正しい食べ方である。口の中でミックスされた歯応えと味が癖になってしまうのだ。

30年以上の歴史を持つラーメン福は、その味以外にも店舗の姿まで昔ながらだ。一過性のブームに便乗したラーメン屋や、こだわり過ぎた至高のラーメン屋にはない、毎週毎週食べたくなる普遍の優しさを持ち合わせている。もはや名古屋ラーメン界隈のバブアーと言っても過言ではないだろう。

ちなみに、ラーメン福はTVCMも放送している。そのCMがなかなか前衛的で、ソフビ人形を巨大化したようなオールドルックな怪獣が「も、や、し、も、や、し」と悲しい鳴き声をあげるのだ。ラーメンを食べている学ランを着た外国人も、いったい誰だって感じだ。
 

しかも3パターンある。
 

 

ラーメン福のYouTubeチャンネルの登録者は2022年1月現在で、僕を含めて94人とグロい状態になっているので、この機会に是非とも登録しておくことをおすすめする。誰のために公開しているのかよく分からないが、CMのメイキング映像も公開されているぞ!(僕は再生していない。)

男らしく着る。モーターサイクルジャケット

Addict Clothes BMCジャケット

バブアーのビデイルはアウトドアウェア的な側面が強いが、モーターサイクルウェアとして有名なのがこの形のジャケットだ。

ミリタリージャケットの定番であるM-65にどことなく似た外観であるが、大きな特徴が二つある。

まず一つ目は斜めに配置された大きな胸ポケットである。折りたたんだ地図を入れられるように大きく、そして出し入れし易いように斜めにレイアウトされている。

写真を見てわかるように、僕のものは見様見真似でピンズやワッペンをつけてカスタムしている。個人的には大変満足していたのだが、先日たまたま休日に遭遇した会社の女の子に「なにそれ、ない方がいい」と言われてしまった。ピンズの針がポケットを貫通したかの如く、左胸に走ったチクリという傷みは、僕に恋のはじまりを予感させるのだった。

さて、もう一つの特徴は腰回りのベルトである。これを締めることにより、走行中のジャケットのバタつきを抑えることができるのだ。トレンチコートにもよく似たクラシックなディテールで、デザイン的にも渋くて格好いい。

このように、機能がそのまま表出したような形態を持つポピュラーなジャケットとなっている。ポピュラーと言っても、さきほどのビデイルやライダースジャケットに比べると認知度は低く、多少は人と被りにくいのもコイツのいいところである。

先に紹介した本家イギリスのバブアーではインターナショナルという名前で同じようなジャケットが販売されているほか、国内外の様々なメーカーから似たような形のジャケットが販売されている。僕が持っているのは、そんな様々なインスパイア系のひとつと言えるだろう。

極太濁流ラーメン!『ら・けいこ』

男らしいラーメンと言えばやはり二郎系である。名古屋にも二郎インスパイア系と呼ばれるラーメンがいくつかあるが、その中でも独自進化を遂げているのが「ら・けいこ」だ。

市内に何店舗か系列店があるのだが、写真は栄店の外観である。お店の入口に「男」と書かれたのれんがかかっているが、決して男湯ではない。ただのラーメン屋さんである。

栄の女子大小路というエリアにあるため、名古屋のラーメンフリークの間では「女子大店」や「女子らけ」などの可愛い名前で呼ばれることが多いが、実際の店舗からは女子感は微塵も感じられない。

僕が頼むのはいつも決まって汁なしラーメンだ。(汁なしといっても結構たくさんタレが投入されている。)ニンニクは翌日の予定に応じて入れてもらったり、抜いてもらったりするが、ニンニクなしでも味のインパクトは十分にあるので安心して欲しい。

友達に連れられてはじめて行った女子らけで、僕は汁なしラーメンというものに初めて出会い、その見た目、味、食べ応えに魅了されたのだ。大量の野菜というパっと見の印象はラーメン福にも共通しているが、こちらの野菜は太めのもやし&ザックリと切られたキャベツという構成となっている。

麺はうどんと見まがうほどの太さ。野菜と混ぜているだけで腕が疲れるほどの硬さなのだが、この麺が実にうまい。ぐにぐにと噛み続けていけば独特の甘みが感じられる。そしてこの美味しい麺に絡みつく醤油タレがまた良いのだ。

デブセブハイパーライト等で知られる東片端店にも行くことがあるが、僕にとって汁なしラーメンといえばこの女子らけなのだ。

2250事件

この記事を書くにあたって、久しぶりに女子らけを訪ねてみたのだが、僕の記憶では無料だったはずの野菜の増量が有料となっていた。

正直なところ、通常量でも満腹になるので僕にとっては全く問題にならないのだが、ら・けいこを僕に紹介してくれた友人にそのことを話したところ、どうやら「2250事件」と呼称されるある事件以降、野菜の増量が有料化されたようなのだ。

2250事件についての情報は断片的で真相は定かではない。友人によれば、とある剛の者がら・けいこの系列店で麺を2250gという少々度を超えた増量を注文したこと、またそれにより麺の増量の限度および野菜増量の有料化に関しての経営判断が下ったことを指しているとのこと。

5.15事件や2.26事件といった歴史上の事件、また1999年問題や2038年問題などの社会問題を彷彿とさせる呼称が、殺伐とした空気感を醸し出しているからか、名前を聞いた瞬間はとても興奮したのだが、内容を聞いてあきれてしまった。2250という数字がまさか麺の重量を意味しているとは、常識的な思考では思い至るはずがない。

何事にも限度というものがある。

昨今、キャンプ場での素行の悪いユーザーが増加していると聞く。キャンプ場において決められたルールを守るのは当然のことだが、共用空間というものは互いを尊重する性善説的な前提で成り立っている部分が多々ある。

実際、僕が先日無料キャンプ場をはじめて利用した際、隣のグループが夜中まで騒いでいたことを思い出す。無料だからこそ、ユーザー同士の配慮というものが大事になってくるのではないだろうか。

書かれていなからいいだろうとか、そういうことではないのである。人に迷惑をかけないある限度の中で遊ぶ。それが大人の男の遊び方ってやつなのだ。

オイルドコットンに防御力をトッピング

HYOD インナープロテクター

ここまで紹介してきたジャケットはいずれもプロテクターを装備することができない。プロテクターがつけれないとバイク用としてはちょっと・・・、という人も多いのではないだろうか。以前書いたこちらの記事にあるように、僕もバイクに乗るときには極力プロテクターを装備するようにしている。

(ついでにこちらの記事も紹介しておく。)

そんなプロテクターが欲しいという人に選択肢のひとつとしてお勧めしたいのが「インナープロテクター」である。

僕もHYODのものをひとつ持っており、オイルドコットンのジャケットで遠出したい時には中にこいつを着こむようにしている。ジャケット自体に装着可能なウェアと比べると、どうしても動き辛くなってしまうのは難点だが、防御力を後から簡単にトッピングすることができるのはありがたい。

HYODはD3Oという材料を使ったプロテクターを採用している。こいつは普段は柔らかいが、いざというときに硬くなる。おちんちんと同じシステムを採用している信頼性の高い材料なのだ。

HYOD以外にも、バイクウェアメーカー各社から似たような商品が出ているので、プロテクターの厚さ・硬さやサイズ感などの確認のために、一度用品店で試着してみるのがよいだろう。プロテクターコーナーに行けば置いてあるはずである。


名古屋で家系を食べるならココ!『萬来亭』

トッピングといえばそう、家系ラーメンである。名古屋で家系ラーメンを食べるなら、やはり緑区の萬来亭ということになるだろう。

僕がいつも注文するのはネギラーメンである。麺はもちろん固めで注文する。

知っての通り、家系ラーメンにはごはんが合う。家系ラーメンを食べるときにごはんを注文しない人は、人生の何分の一かを損していると断言してもいい。濃厚なスープと歯ごたえ十分の太麺とともにご飯をかっこむのは至福の瞬間と言えるだろう。

僕はご飯をさらに楽しむためのトッピングとしてうずらとノリを追加する。口の中に頬張る麺、スープ、具材、そしてご飯。そのバランスを一口ごとに変化させながら楽しむのが、僕にとって家系ラーメンの醍醐味である。

革だけじゃない!ライダースタイプのオイルドコットン

Lewis Leathers GT MONZA


最後に紹介するのはライダースジャケットで有名なLewis Leathersのもの。中古で購入したので詳細は分からないが、GT MONZAというモデルをオイルドコットンで作った一着である。誰だかよく分からないが、JUNYA WATANABEとのダブルネームになっている。

前面は二重になっておりダブルっぽい作りだが、襟はスタンドカラーとなっており、所謂セミダブル形式になっている。個人的にセミダブルのライダースは、ダブルほど気合が入っておらず、それでいてシングルとは全く異なるビジュアルが好みである。

ライダースジャケットも好きだし、オイルドコットンも好きな僕にはジャストアイデアなアイテムなのだが、既にオイルが抜けてむらっぽくなってしまっていた。そのため、購入後すぐに「リプルーフ」というオイルを入れなおすメンテナンスを実践してみた。

オイルドコットンは使用しているうちにオイルが抜けていってしまう。オイルが抜けると防水・防風性能は失われてしまう上に、生地がカサカサの状態となり傷みやすくなっる。そのため、定期的にオイルを入れなおす必要があるのだ。実はこれまでリプルーフは専門業者に依頼していたので、自分でやるのは初めてだったのだが、それなりにうまくできたので過程を紹介しておこう。

リプルーフでオイルドコットンをデトックス

まずはリプルーフ用のオイルを湯煎して溶かしていく。温めていないと作業しているうちに冷えてしまい、オイルの伸びが悪くなっていってしまうので、作業する場所の近くで湯煎するのがいいだろう。僕はキャンプに使っているSOTOのストーブを利用した。

次にオイルをスポンジに染み込ませてジャケットに一気に刷り込んでいく。薄く伸ばしているうちにどんどん冷えて固まってきてしまうので、スピーディに作業をしていかなければならない。生地の重なった部分やボタン回りに溜まってしまわないようにブラシを使うのが効果的だった。

ドライヤーなんかで生地自体を温めながら刷り込んでいくのが定番のようだが、僕は軽めに乾燥機にかけて均していった。短時間ならダメージも出ないので手軽でおすすめである。

以下の写真を見れば、リプルーフを行うことでヌラっとした独特の質感が復活していることがよく分かると思う。レザーのメンテナンスよりも変化が大きいので、手間はかかるがやりがいがある。

古い油を取り除き、新たな装いを与えるリプルーフは、オイルドコットンのデトックスと言えるだろう。ジャケットが蘇ったのは良かったが、結構作業時間がかかるし、油は熱いしで、僕の方はなかなか疲れてしまった。僕もデトックスしたい。

ちょっと仕事や遊びで疲れたな、とにかくスタミナの出るようなものを食べたい、なんかデトックスしたいわ。僕たちサラリーマンにはそんなときがある。名古屋にはそんな疲れたサラリーマンの心と体を蘇らせてくれる素晴らしいラーメンがあるのだ。

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『翔華』のベトコンラーメンで疲れを吹き飛ばす

愛知や岐阜を中心とした東海地方のご当地ラーメンのひとつにベトコンラーメンというものがあるのをご存じだろうか。唐辛子で痛めたニンニク、ニラ、もやし等のたっぷりの野菜が乗ったラーメンなのだが、特にニンニクが刻みやスライスではなくゴロゴロと丸ごと放り込まれているのが最大の特徴といえるだろう。南ベトナム解放戦線、通称ベトコンで戦う兵士をイメージして名付けられたという話のようだ。

「新京」というお店が有名であるが、僕がよく利用するのは天白区にある「翔華」である。

毎回注文するのはベトコンラーメンをさらに具沢山にしたこの「国士無双」。

投入されている具材はニンニク、白菜、キャベツ、もやし、ニラ、ネギ、たけのこ、イカ、鷹の爪。なんだか漢方が作れそうな勢いである。

こんな風にしてニンニクがゴロゴロと入っている。唐辛子の辛みとあいまって、食べ始めると止まらない。

翔華は中華料理屋的な側面もあるので、サイドメニューも充実している。そんな中でも僕がよく注文するのは人気メニューであるトリカラとゲソカラだ。これが実にうまいので、是非ともベトコンラーメンと一緒に食べてほしい。この日はトリカラのハーフサイズを注文した。

夢中でラーメンとトリカラを食べているうちに服に油が飛んでしまった。だけど大丈夫。油でコーティングされたオイルドコットンなら、ちょっとした汚れくらいならティッシュでさっと拭き取れてしまうのだ。

CAMP TOURING WITH OILED COTTON

アウトドアウェアやバイクウェアの元祖ともいえるオイルドコットン。今では無骨な雰囲気を持つファッションアイテムとしても広く用いられ、おしゃれな人が街着としてきている姿を目にすることも多い。

しかしながら、オイルドコットンがその本来の能力を発揮するの場所は、キャンプやツーリングなどのフィールドなのである。突然の雨や冷たい風に見舞われた時、油や泥が飛んできた時、素材とデザインによって付与されたものが、ファッション性ではなくギアとしての機能であることに気がつくだろう。

いつも食べるラーメンのように、気負わず道具として、ガシガシと使い倒していきたいものである。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!

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この記事を書いたRIDER

マジ山田

マジ山田


東海地方在住のサラリーマンライダー。週末はバイクに乗ったり、キャンプをしたり、motoGPを見たりしている。愛車はMOTO GUZZI 1100 sportとDUCATI SS900ie。


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