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2022.05.07

ギア・ガジェット

呪具っぽいキャンプ道具で領域展開してみた


rider:マジ山田

mountain


寒い冬が終わり、キャンプやツーリングの季節がやってきた。キャンパーやバイカーも、今週末はどこに出掛けようかと、仕事そっちのけで考えているのではないだろうか。

一方の僕は、主に呪術廻戦のことで頭がいっぱいである。いったい何が始まったのかと困惑した死滅回游編も、魅力的な敵キャラと高専キャラの活躍で盛り上がりを見せており、毎週ジャンプの発売が待ち遠しい限りである。

今週もいつものようにジャンプを読み終えて、部屋で無量空処や嵌合暗翳庭の練習をしていると、ふとあることに気が付いた。

・・・ひょっとして、キャンプ道具って結構呪具っぽいものが混ざっているのではないだろうか。

呪術廻戦を読んだことのない人のために説明しておくと、呪具とは呪力※1の込められた武具のことであり、呪霊※2や呪詛師※3と戦う上での有効なアイテムである。

生まれつき呪力のない天与呪縛(フィジカルギフテッド)の僕でも、呪具の力を借りることで、領域展開を成功されることができるかもしれない。思い立ったが吉日、今日は僕の所有する呪具っぽいキャンプ道具を駆使して、領域展開を試みることにした。

※1:ハンターハンターで言うところの念能力
※2:ブリーチで言うところの虚
※3:ナルトで言うところの抜け忍

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テント設営の必需品「ペグ&木槌」

まずはペグと木槌だ。言うまでもないが、テントやタープ設営のための必需品である。

ペグについては軽量かつ高強度なUNIFRAMEのジュラパワーペグを愛用している。テントを買ったときに付属していたペグは簡単に曲がってしまってしまったため購入したのだが、このペグは硬い地盤に打ち込んでも一度たりとも曲がったことがない。実に優秀なペグである。

ペグを打ち込むために専用のペグハンマーを使う人が多いと思うが、少しでも荷物を軽量化したいキャンプツーリングやソロキャンプでは、軽量な木槌を選択肢に加えておいてもいいだろう。かくいう僕も、木槌ユーザーのひとりである。

さて、この組み合わせでピンときた人がほとんどだと思うが、ペグと木槌を駆使することで、呪術高専1年釘崎野薔薇の芻霊呪法を使うことが可能となる。

さらに、木槌単体でも死滅回游泳者の日車寛見が使う裁判官っぽいハンマーになってしまうのだ。

やはり、僕の推測した通り、キャンプ道具には呪具っぽいものが紛れ込んでいるようだ。この調子で呪具から溢れ出す呪力を浴び続ければ、必中必殺の領域展開をものにすることも夢ではないはずだ。

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焚火を充実させる「ハチェット」

次の呪具はハスクバーナのハチェット(小型の手斧)だ。オレンジ色の柄の部分は軽量な樹脂でできていることで、先端部に重量が集まり、斧を振り下ろした際の慣性による力を有効に利用することができる。

さらに、この手斧はなんと、刃の反対側をハンマーとして用いることができるつくりとなっている。こいつ一本あれば、薪割りもできるしペグも打ち込める一石二鳥なアイテムなのである。

そして、手斧と、あとフォトショップを駆使することで、あの一級術師っぽい感じを醸し出すことができる。

見ての通り、黒鳥操術を駆使する冥冥さんである。渋谷事変では特級呪霊をも払ってしまう活躍を見せた実力者である。しかも、ケツとタッパもデカいときている。

・・・僕の中の生得術式が目覚めようとしているのをひしひしと感じる。この勢いのまま次のキャンプ道具に進んでいこう。

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もはや説明不要!「ポール」

ポールである。テントやタープの骨組みとなるあのポールである。ポールについてはもはや特に語ることはないが、劇中でも大活躍のあの呪具に早変わりしてしまうのだ。

そう。様々な強者たちの手を渡り歩く特急呪具、游雲である。一般的には三節棍(さんせつこん)と呼ばれる武器で、ヌンチャクの発展形と言ったところだろうか。

重要な局面で幾度となく登場している印象的な呪具であるが、本編での初登場は特級呪霊 花御との戦いに伏黒恵と禪院真希が使用していたシーンである。禪院真希はいい。ケツとタッパがでかいところが特にいい。

小さくても明るさ十分「LEDランタン」

最近注目を集めいているアウトドアメーカー、5050workshopのMINIMALIGHTである。小さくて可愛くてしかも安い。

しかしながら、こいつの人気の秘密はそれだけではない。なんと、ハンディライトとしても使うことができてしまうという機能性も持ち合わせているのだ。本当かどうか分からないが、100m先まで照らすことができるらしい。たしかに、小さいながらも明るさは十分である。

そして、このハンディライトの機能を応用することで、圧倒的な呪力出力を誇るあの術師の技を繰り出すことができる。

死滅回游泳者、石流龍のグラニテブラストだ。乙骨、烏鷺との三つ巴の戦いは読み応え十分で、印象的なキャラクターの一人である。

残念ながら、石流龍のリーゼントを再現するためには頭髪が不足していたため、リーゼント部はDIYで作成している。しかしながら、実はこのリーゼントにはキャンプ的にも大きなメリットがあって、ハンディライトとしての機能を拡張して、ヘッドライトとして使用することが可能となるのだ。

ランタンとハンディライトの2WAYだったMINIMALIGHTが、ランタン・ハンディライト・ヘッドライトの3WAYに化けるのである。欠けていたピースが埋まった、そんな感じだ。

このカスタムを僕一人で独占しておくのは忍びないので、作り方を紹介しておくことにする。

MINIMALIGHT ヘッドライト化カスタム

まず用意する材料は下記である。いずれも一般的な家庭に常備されているものばかりだ。
・段ボール
・トイレットペーパーの芯
・ガムテープ
・毛糸
・黒いテープ

材料が準備できたら、さっそく段ボールをカットしていく。ちなみに今回使用した段ボールはMINIMALIGHTをインターネットで購入した際の過剰梱包を再利用している。今話題のSDGsにも配慮してるってわけだ。

すべてのパーツを切り出したら、縦横のメインフレーム、さらに補強リブをガムテープで張り合わせていく。

次に、リーゼントの先端部分にMINIMALIGHTを挿入するためのトイレットぺーパーの芯を仕込む。一般的なトイレットペーパーの芯はMINIMALIGHTよりも少し径が大きいので、一度ハサミで切り開いて大きさを調整しておくとよいだろう。

ここまでの工程で、リーゼントのフレームが完成である。

続いてリーゼントの表面を仕上げていく。まずはガムテープでフレームをぐるぐる巻きにして「面」を作っていく作業だ。補強リブが沢山入っている方が形状が安定するので、見えない部ではあるものの手を抜かないほうがいいだろう。

リーゼント曲面が出来上がったら、いよいよ毛糸を巻き付けていく。下地が見えないように、ムラなく巻き付けていこう。

ヘルメットへの取り付けは面倒なので、黒いテープを使ってしまおう。直接頭部に取り付けたい場合は、接続方法を各自で工夫してみてほしい。何でもかんでもインターネットで情報が手に入ると思ったら大間違いである。

注意してほしいのは、オン/オフのスイッチはライトと反対側にあるのでスイッチをオンにしてからリーゼントに挿入しなければならないこと、また、ライトはあくまで差し込んでいるだけなので激しく頭を動かすと落っこちてしまうことだ。

さて、確認のためにここでもう一度グラニテブラストをしてみよう。

「グラニテ・・・」

「う、うわぁぁぁぁぁ!!!!!」

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ついに掴んだ呪力の核心

今ならいける気がする。そうだよね。

領域展開には至らなかったが、なんとか黒閃を決めることに成功した。打撃との誤差0.000001以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪み、それが黒閃。威力は平均で通常の2.5乗とも言われている。

確立された自分自身のキャンプスタイル。それをフィールドに設営するということは自らの生得領域を具現化する行為、すなわち領域展開そのものなのである。僕たちキャンパーは、キャンプを繰り返すことで、その純度を高めていく。

黒閃を決めてハイになっているので、ちょっと自分でも何を言っているのかよく分からないが、黒閃を決める前の僕と黒閃を決めた後の僕では、呪力の核心との距離に天と地程の差がある。ついでにフォトショップも上手くなっている。

ちょっと、思ったより上手くまとまらなかったので、ここでLANTERN RIDERSの新コンテンツを紹介しておこう。

「LRストーリーズ」とは新進気鋭のアウトドアメーカー、キャンプ場、アウトドアギアやサービスへの思いをPRする場所。まあ、かみ砕いていえば、バイクキャンプwebメディアLANTERAN RIDERSのサイト内に、アウトドア関係の商品等の紹介を領域展開することができるという具合のものである。PR掲載までの手順も簡単で、手間のかかる難しい入力はなくて、「シン・陰流 簡易領域」的なお手軽さを兼ね備えている。詳しくは、LANTERN RIDERSの公式TWITTERに問い合わせてみてほしい。

LANTERN RIDERS編集部 公式TWITTER

おっと、そんなことをしているうちに次のキャンプに行く時間がやってきてしまった。

僕たちは部品だ。キャンパーがキャンプし続けるための部品。キャンプすることの意味、それが分かるのは僕たちが死んでから何十年、何百年を経た後なのかもしれない。きっと僕たちは、何か大きな歴史の歯車の一つに一つに過ぎないんだと思う。

人は過ちを繰り返す。なんとなくまとまりかけたのに、また同じような話を展開している。まるで、廻り続けることが、戦い続けることが、僕たちの宿命だとでもいうかのように。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!

LANTERN RIDERS

この記事を書いたRIDER

マジ山田

マジ山田


東海地方在住のサラリーマンライダー。週末はバイクに乗ったり、キャンプをしたり、motoGPを見たりしている。愛車はMOTO GUZZI 1100 sportとDUCATI SS900ie。


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