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2022.04.14

キャンツーお役立ち

【積載解説!】防水ドライバッグでキャンプツーリングへ行く、積載・収納方法とおすすめアイテム!


rider:SHOTARO

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多くのバイクキャンプライダーを悩ます要素として上がるのが「積載」。

同時にワクワクする瞬間でもあります。
キャンプ動画が綺麗にピタッと収まると、最高に気持ちいい。

バイクキャンプにおいて、効率的な積載をすることで、キャンプに持っていけるギアの数が大きく変わります。

自分のスタイルに合わせたギアの数に最適な積載方法を選ぶことで、過不足なくキャンプに向かえます。
また、事前に効率的な収納にしておくことで、撤収するスピードも格段に速くなります。

今回紹介するのは、複数のドライバッグを使用した、キャンプツーリングの積載方法。

道具を積むと、バイクはこのような姿に。

展開したキャンプのレイアウトはこんな感じ。

今回はドライバッグの積載方法と、収納方法、と編集部おすすめのバッグを紹介していきます。
これからドライバッグでのキャンプツーリングを考えている方必見。

使用したドライバッグは、Amazonなどで販売されている、

「OSAH DRYPAK 40L」というものをメインで使用しています。
低価格で、防水、圧縮、固定と、キャンプツーリングに必要な三拍子揃ったバッグ。
初めてのドライバッグにおすすめです。

ドライバッグを使用した積載のメリット

まずは、ドライバッグでのキャンプツーリングにぴったりなライダーはこんな方。

こんな方にドライバッグでのキャンプツーリングがおすすめ!

今回はドライバッグということにしておりますが、正確にはドライバッグなどのアウトドアバッグを複数使用して、キャンプツーリングに行きたい人ですね。

ドライバッグでキャンプツーリングに行くメリット

ポイントは、用途や道具の大きさに合わせたバッグを選ぶことで、過不足なく収納できる点です。
例えば、「ポールなどの長物」「寝袋・衣類などのかさばる系」「ライトやカラトリーなどの小物」など、キャンプの道具は大小様々。
一般的なシートバッグでは、大きな鞄を区分けして収納しますが、完全なシンデレラフィットは難しく、どうしてもデッドスペースが生まれてしまいます。

その点、用途やサイズごとに収納できるドライバッグでのキャンプツーリングでのメリットは、

道具の量に併せてバッグそのものの数を調整し、
キャンプにフィットするバッグを選べる。

ということではないでしょうか。

他には、

防水がしっかりしているため、雨天時の中のギアが濡れない

その名の通り、内側からも外側からも水分を通さないため雨に降られてもギアが濡れることはありません。
また、濡れた衣類を中に放り込んでも、水分が染み出すことはありません。
ラフに使えるバッグです。

大きな口からガサっと物を入れられる

ドライバッグとはそもそも口をガバッと開けて、ガサっと

とか、

バイクメーカーだけではなく、登山メーカーのドライバッグも選択肢に入る

mont-bellなどから発売されている”おしゃ”なドライバッグを使うことで、キャンプツーリングの道具モリモリの後ろ姿が、少しだけスタイリッシュになったりします。

自分のスタイルに合わせたバッグの選定。というのもキャンプツーリングの楽しみの一つかもしれません。
いずれにせよピタッと収まったときには、「これ凄くね?」と自慢したくなること間違いなし。

ドライバッグのバイクへの積載方法

使用しているバイクとバッグについて

今回のバイクは「kawasaki Z400」です。
キャンプ仕様というわけではなく、積載に関しては、フェンダーレスのナンバーステー以外は、ほとんどノーマル仕様です。
なので、多くのライダーの参考になるはず。

積載しているバッグは、

・メインドライバッグ 40L

・サブドライバッグ 25L

・サイドバッグ 12L×2

合計約90L
なかなかの収容量です。
TANAXのMOTOFIZZが最大展開した収容量が75Lですので、キャンプスタイルの選択肢も多いですね。笑

【バイクへの取り付け】step.1 ベルト類の下準備

まずは何もない状態からスタート。

黒いベルトがサイドバッグ。
オレンジのベルトがドライバッグ。
色で分けておくことで、積載の際に迷いなく積むことができます。

そして、
サイドバッグ → タンデムシートとウインカーステーを活用。
ドライバッグ → タンデムステップとナンバーステーを活用。

バッグを乗せる前に、タンデムステップ、ナンバーステー、タンデムシート下など、必要な全ての箇所にベルトを装着します。

【バイクへの取り付け】step.2 サイドバッグの積載

サイドバッグ用のベルトにサイドバッグを取り付けます。

ここで一工夫

POINT!

パニアケースや、ハードシェルではないサイドバッグの場合、
マジックテープを取り付けてウインカーに固定することで、走行時のバタつきがなくなり、安定します。



固定パーツがあるバッグをお持ちの方は、ぜひ試してください。
サイドバッグはマフラーとのクリアランスを保ちながら装着することができるので、バッグがマフラーの熱で溶ける心配がありません。

さらに飛び出たベルトなどを、他のベルトなどの内側に入れたり挟んだりしておくと、走行時のバタつき防止になります。

うん。美しい。

【バイクへの取り付け】step.3 メインのドライバッグの積載

サイドバッグを乗せたことで、メインのドライバッグを乗せる土台ができました。
サイドバッグのおかげで、メインバッグを乗せても不安定になりにくく、安心です。

ホームセンターなどで売っている、ウレタンなどをメインバッグとの間に敷くことで、ズレ防止、傷防止になります。
特に張り出したリアカウルのバイクの場合はベルトが擦れて傷の原因になりますので、バイクに合わせたサイズのウレタンを用意しましょう。

薄いゴム板などでも代用できますね。見た目にこだわらなければ養生テープでもOK!
さらに土台が安定したところに、メインのドライバッグを乗せます。

中心を意識して、とりあえずドーンでOK。

気をつけることは、バイクスタンドは斜めに傾いているので、中心がズレやすいです。
バッグのロゴとテールライトを基準にして、中心を合わせて乗せるとGOOD。

次に、先ほどバイクに取り付けておいたベルトをバッグに取り付けます。

初めは全てのベルトを締め付けすぎずに、バッグに取り付けます。
ベルトはバッグがずれない程度に、ゆとりを持ってOKです。

メインのドライバッグの取り付けが完了しました。
ここまでの積載でOKな場合は、全体のバランスを見ながら、ベルトを締め付けて固定します。

今回はサブのドライバッグがあるので、メインのドライバッグと同様に、ゆるい状態で仮固定します。

ベルトを連結し、サブのドライバッグのみが落ちない状態にします。

4点で固定が完了しました。

次にベルトを締めて、バッグを固定していきます。

POINT!

ポイントは、上に設置したサブのドライバッグから締め付けていきます。

上のバッグをしっかりと固定せずに、下のバッグを締め付けてしまうと、タンデムシートの形に合わせて、半円状に型崩れしてしまいます。

型崩れ防止のために上部のサブのドライバッグから固定します。
さらに、型崩れ防止のために、メインのドライバッグ内には、ポールやテントなどを底部に置くことで型崩れを防ぐことができます。

サブのドライバッグの固定が完了したら、メインのドライバッグのベルトを締めてバイクへ固定していきます。

最後に、上下のドライバッグを一括りにするベルトを取り付けたら完成。

POINT!

ここでポイント!
固定のためにベルトを締め上げると、余ったベルトが風になびきます。
余ったベルトが、ツーリング中に引っ掛かかったり、巻き込むと万が一の事故も起こり得ます。

そのため、余ったベルトはマジックテープなどで固定しておくと万が一を防ぐことができます。
今回のドライバッグでは、余ったベルトを固定するマジックテープが標準でついているので、ぜひこのアイデアを参考してください。

うん、美しい。

【バイクへの取り付け】step.3.5 バッグに入りきらないない長物

バッグに入りきらない、ポールやタープ、マットなどの長物はドライバッグの外に。
外に出すものは、突然の雨に降られれても大丈夫なものにしましょう。

固定方法は、セリアで売っている固定バンドを活用すると、無駄なく取り付けられることができます。

100均さまさまです。

まとめ 積載編終了! 続きは収納編へ!

今回はキャンプツーリングでドライバッグを活用した積載方法をご紹介しました。

ドライバッグを使うことで、「定番」とは少し違ったルックスでキャンプとツーリングを楽しむことができますね。

次回の収納編でもご紹介しますが、目的別にドライババッグを使い分けることで、無駄なスペースのないバッグ選定と、目的のギアへのアクセス・収納のしやすさも確保できるのが一番のポイント。

今回紹介したドライバッグは、キャンプツーリングへの装着も簡単なので、かなりオススメです。
大容量かつサブのドライバッグ

・メインドライバッグ 40L

・サブドライバッグ 25L

サイドバッグの選び方は、
今回の場合、取り付けやすさを重視した大きさの可変できるタイプ。
メインのバッグを安定させるためには、ハードシェルでも良いかもしれません。

・サイドバッグ 12L×2

付属のベルト類がバイク専用、というわけではないので、積載方法に癖がありますが、そこを考えるのもキャンプツーリングの楽しみのひとつです。
キャンプとツーリングだけではなく、準備と後片付けのことを考えた、最初から最後まで楽しみたいキャンプツーリングライダーさんは、ぜひドライバッグでのキャンプツーリングを楽しんでみてください!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!

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この記事を書いたRIDER

SHOTARO

SHOTARO


本サイトの主です。愛車のCBR400R。 最近はコンパクトな野営スタイルに憧れています。 東海のバイク情報サイト「HAQ portal」、disりのないバイクSNS「RIDEMATE」も運営しています。 https://ride-mate.com/


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