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2021.09.06
キャンツーお役立ち
rider:SHOTARO
キャンプで快適な睡眠を支えてくれる、重要なアイテム。
それは、キャンプマット。
シュラフの下に敷くことで、地面の凹凸も多少であれば気にならず、冷気を遮断してくれる頼もしいやつ。 翌日もバイクに乗って走り回るキャンプツーリングで、疲れを残さない快眠に必須アイテム。
マットは、キャンプツーリングにおいても、もちろん必須アイテムです。 しかし、そこでキャンパーを迷わせる別の就寝グッズ
コットである。
コットというのは、組み立て式の簡易的なベッドのことです。 詳しくは後述。
快眠には欠かせないギアとして、キャンプマットとコット、もしくは合わせ技は、必須アイテム。 絶対に必要だと自信を持って言えます。 これは、経験談ですが、ちゃんと寝られなかった次の日のツーリングはまさに地獄…。
僕はこれまで、無惨なキャンツーライダーの朝を、たくさん見てきました。
寒くて寝られなくて、朝6時に開く温泉を凍えながら待つ、おじさん。
地面が悪すぎて寝られず、テントごと移動して、朝には全然違うところにいた、おじさん。
マットの代わりにジャケットとパンツを敷いたが、プロテクターの硬さで結局寝られなかった、おじさん。
この記事を書きながら、おじさんとしかキャンプしていないなぁと思っている、おじさん(私です)
とにかく、皆さんには、快眠して翌日のツーリングも楽しんでほしい!!
だから、 悪いことは言わない。マットや多少の金をかけてでも、いいもの買ってほしい。
キャンプツーリングにはどの選択がベストなのか。 今回の記事で検証してみたいと思います。
これからキャンプツーリング始める人必見のお役立ち特集はこちら!
キャンプの睡眠においての「寝心地」を調節するアイテムが、「キャンプマット・コット」です。 「断熱」温度の調節ももちろんあります。
とにかく、ちゃんと寝て、楽しく走るための体力回復に欠かせないのが、「キャンプマット・コット」です。
「キャンプマット」とは、シュラフ(寝袋)と地面の間に、敷く睡眠ギアのことです。
大きく分けて、「発泡式マット」と「エア注入式マット」の2種類があります。
■発泡式マット 発泡式マットは、発泡スチロールのように、空気を含んだ素材の中で作られたマットで断熱性に優れます。
「銀マット」 安価、軽い、それなりの断熱性。 バイクにも、くるんと丸めて積載でき、いかにもキャンツーライダーっぽい風情になります。 コスパを重視するならこれで間違いなし。 ホームセンターで買えるので、お求めやすし。
「ウレタンマット」 登山などでも使われる、断熱性に優れたキャンプマット。 性能は折り紙付です。 値段はそれなりですが、オールシーズンで使えます。 上手に風を避けて積載しないと、空気抵抗で孔雀のように広がります。
■エア中入式マット エア中入式マットはインフレータブルマット。 主に、空気を入れて膨らませるマットで、積載性に優れます。
エアマットもありますが、積載を考えると、インフレータブルマットが現実的です。
「インフレータブルマット」 半自動で空気を入れて使う、簡易的なエアマットです。 空気の層で断熱し、寝心地もまずまず。 最終的には息で入れることが多いのです。 が、空気を入れ忘れて、お酒を飲んだ後に膨らまそうとすると頭痛になります。
ちなみに辞書によると、 インフレータブル(英語: Inflatable)は、空気などを注入することにより膨らませて、膜の内圧により構造を支持して使う膜構造物の総称である。
なぜキャンプでマットやコットが必要かというと、 大きく分けて2つのポイントがあります。
・冷気や湿気の遮断 キャンプ場の地面はいつでもそのまま寝転がれる環境ではありません。 木が多く太陽の光が当たりにくく、湿気が多く含まれていて、朝起きるとテントの地面がびしょ濡れ。 また秋や冬には、地面からくる冷気で眠れなかったり。 なんてことはよくある話です。
その点、キャンプマットやシュラフは、地面との間に層ができるため、その不快感の遮断してくれます。
また、ダウンシュラフなどは湿気に弱いため、本来の保温能力を発揮できない可能性があります。 キャンプツーリングにおいて、コンパクトで性能の高いダウンシュラフは親和性が高いので使われるケースがよくありますが、 十分に性能を発揮するために、キャンプマットやコットは必要であると言えます。
・寝心地の安定 やはり実は草の下にゴツゴツした石がたくさんあったり。 ぱっと見では大丈夫だと思った枝や小石が、寝心地にボディーブローのようないやらしさで邪魔してきたり。
僕はどこでも寝れる派で、家でもフローリングとかで全然寝られますが、石は流石に無理でした… 寝返り打ったら背骨を削られ、体はえびぞりになった状態で快眠とは流石にいきませんでした。笑
つまり、キャンプマットやコットの役割とは、 地面の状況に左右されず、快眠するためのアイテム です。
シュラフ(寝袋)の性能を最大限発揮するための土台=睡眠の質 ちゃんと寝たいなら、持っていきましょう。って話です。
それでは、選び方をまとめていきます。
正直、どちらが良くて、どちらが悪いという話ではありません。 一長一短で、それぞれに良さがあるのでそれを踏まえた上で、どちらが自分のバイクキャンプスタイルに合っているのかを判断していただければと思います。
ふたつに共通する部分で言えることは、 「軽量・コンパクト・機構がシンプル」 この三拍子を踏まえておけば大丈夫です。 キャンプツーリングおいての鉄則は、とにかくコンパクトであること。
選ぶ時はこの点を頭に置きながら選びましょう。
ここからは、それぞれのメリットデメリットをまとめていきます。 ちなみにですが、大きさが比較されがちですが、キャンプマットもコットも大きさああまり変わりません。
キャンプツーリングの場合、シートバッグにくくりつけるなら、積載面積はそんなに変わらない気がします。 キャンプマットの方が素材が柔らかい分、変形させて収納できますね。 また、バイクとバッグの間に差し込んで運ぶことができるので、積載方法によっては収納面積が無駄に大きくなりづらいです。
コットはフレームが金属の場合が多いので、風による煽られ感が少ないですね。
積載に関しては、そこまで大きな差はなく、細かいところで一長一短です。
メリット ・広げるだけで収納・撤収ができ、素早く設営できる。
・椅子の代わりになり、お座敷スタイルで、どこでもごろ寝できる。移動も楽。
・地面に大きな凹凸がなければ、快眠できる。
・値段の幅が広く、価格での選択肢が広い
デメリット
・地面に直置きの場合、温度が地面に左右されがちになる。また、湿度に弱い。
・大きな石などがある場合、寝心地がよくない。
ポイントをまとめると、
POINT!
メリット
・石や凹凸を感じない、抜群の寝心地。
・地面が濡れていようが草があろうが問題なし、環境に左右されない安定感。
・椅子の代わりになる。
・組み立てに時間がかかる。
・テントのサイズによっては、中に入らない可能性がある。
・選択肢は多いが、価格がそれなり。
・コットだけだと、冬は背中が寒い。
前述しましたが、 登山用のコンパクトマットを選ばない限り、マットもコットも収納サイズのそこまで大きな差はありません。 バイクに積んでしまえば重さはそれほど気にならないかと。
これまでポイントをまとめましたが、
「結局、どっちがキャンプツーリングに向いているの?」
と思った方。
答えは、
キャンプのスタイルによる。
です。
正直どちらがいいかどうかはその人のキャンプスタイルによって合う合わないがあります。 なので、僕なりにどんな人に「キャンプマット」が向いていて、どんな人が「コット」に向いているのか考えてみました。
キャンプマットが向いているライダーは、こんなキャンプスタイルの人
「もうマットだけでいい」と割り切って、お座敷スタイルの最小限装備キャンプを楽しみたい人。
もしくは、
「とにかく安めで寝れるやつで!」と限られた予算の中でも、それなりの寝心地は必要な人
コットが向いているライダーは、こんなキャンプスタイルの人
「翌日のツーリングのことも考えてちゃんと寝たい」と、キャンプでも寝ないとちゃんと活動できない人。
しかし、コットはあくまで寝心地です。
冬キャンプでは、シュラフとコットの間にマットのような断熱アイテムを挟まないと、寒くて快眠できません。 なので、僕は冬キャンプの時には必ず銀マットを持っていきます。
銀マットのアルミの部分が体温を反射してくれて床冷えを防いでくれます。 安価で手に入りやすいので、冬キャンのコットライダーには必須アイテムです。
ここからはキャンプツーリングにおすすめしたい、マットとコットを紹介していきます。 もしキャンプツーリング用の睡眠ギアで迷っているなら、参考にしてくださいね。
キャンツーライダーなら、一度はみたことあるアコーディオンのように折り畳むキャンプマット「サーマレスト Zライトソル」
登山用のギアでもあり、表面の銀色の部分が体温を反射してくれるため、 11月の気温程度であれば、地面の冷たさを感じにくく、単体であればバイクキャンプでいける、ほぼオールシーズンで使うことができます。
収納サイズは51×10×14cmとそれなりのコンパクトさ、軽さに関しては410gと500mlのペットボトル以下の軽さ。 値段はそこそこしますが、迷ったらこれを選んでおけば間違いなし。
スペック
暖かいシーズンのキャンプツーリングマットなら、「キャンプテンスタッグ EVAフォームマット」!
断熱性もそれなり!寝心地もそれなり! 180cmサイズにも関わらずとにかく値段が安く、十分な寝心地で最初の一枚はこれで十分。 キャンプツーリングライダーの間でもキャンプマットの有力候補として上がってくる春夏のコスパマット。
EVAフォームマットは安価で耐久性が高いのが魅力。 厚みは2cm程度しかないので、地面に石などがある場合は流石に凹凸は感じますが、柔らかい地面の上であれば十分! 収納サイズが若干大きいので、多くのライダーは、ツーリングバッグの中ではなく外に取り付けています。
185cmの展開サイズで、収納サイズは、14×26cmという圧縮率。 空気注入式のエアマットで、内部は台形に中抜きされた「デルタコア」と呼ばれるポリウレタンで、 5cmの厚みを実現し、快適な寝心地を実現しているのが魅力ですね。 冬キャンプのような冷え込みが予想される場所では、銀マットなどの断熱素材が別途必要ですね。
サイズはスモールとレギュラーがあり、 スモールが170×51cm レギュラーが183×51cm 男性であれば、レギュラーで、女性であればスモールといった感じでしょうか。
ツーリングバッグの中にマットを入れたいのであれば、「コンフォートライトS.I.マット」のようなコンパクトな収納サイズのマットを選ぶと、ギアの取捨選択が楽になりますね。
シュラフの中に入れる革新的なデザインのマット。 夏での気温が上がるキャンプでは、圧倒的な通気性が魅力ですね。 中抜きされた独特の形状は、体をさせる点を、最小のポイントで実現しているので、実は寝心地がかなりいいです。
しかも収納サイズは、約8.9×15.2cmと超コンパクト、そして約350gととにかく軽量。 ツーリングバッグの中にも楽々収まるのが嬉しいですね。
しかし、シュラフの中に入れるので若干の窮屈さは否めません。 伸縮性の高いモンベルのスパイラルシュラフであれば快適に使えるかもしれません。
コットの王道といえばヘリノックスの「コットワン」。 簡単な組み立て、コンパクトなサイズ、高い耐久性。 耐荷重も約140kgと、コットといえば「コットワン」と言われるだけのスペック。
その軽量タイプの「ライトコット」がキャンプツーリングにはおすすめ。 重量が1.2kg、耐荷重は120kgと実用には必要十分なスペック
コットに迷ったらこれで間違いなしです。 唯一のネックは、高い。
実売価格10000円を切る価格で、必要十分なスペックのコット。 組み立てはコツさえ掴めば5分もかかりません。 寝心地は、直置きマットと比べると圧倒的寝心地。
まさに僕も、エアマットからこの「バッグインベッド」でコットデビューをしました。 15回以上キャンプで使用していますが、毎回快眠。 壊れる気配は皆無です。
カラーもブラックとベージュから選べて、キャンプスタイルに合わせられます。 重さは若干ありますが、積載してしまえば気になりません。 コスパでコットを選ぶなら、かなりおすすめできるコットです。
LOGOSのコット「エアライト アッセムプットベッド」。 最大の特徴は、組み立てのしやすさ。
ボタンを押しながら脚部を押すだけで組み上がるので、初めてのコットや、コットの組み立てに時間をかけてくない人にぴったりです。 もちろん撤収も早い。
デザインは迷彩カラーであるようでなかったデザイン。 素早く設営したいならこのコット、かなりいいです。
値段、断熱性能を一番に考えるなら、銀マット。 メインのマットというより、サブの断熱素材として使用することが多いですね。 特に秋から冬にかけてのキャンプは、睡眠は底冷えとの戦いになります。 そんな時に1枚あればかなり心強いです。
僕は主に冬キャンプで使用しており、コットとシュラフの間に差し込んで使っております。 おかげで寒くて眠れなかったことはありません。
「コット+マット」の「マット」として重宝するアイテムです。 冬キャンライダーなら1枚持っておいて損はなし。
ちなみに厚さですが、どっちみち嵩張るので、厚めを選んでおくと寝心地も断熱性も安心です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
この記事を書いたRIDER
SHOTARO
本サイトの主です。愛車のCBR400R。 最近はコンパクトな野営スタイルに憧れています。 東海のバイク情報サイト「HAQ portal」、disりのないバイクSNS「RIDEMATE」も運営しています。 https://ride-mate.com/
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